2月のワインレポート

徐々に寒くなってきて野菜等もうまみが増してくる季節ですね。

今回は少し先取りして春野菜（春キャベツ・こごみ・ふきのとう・たらの芽）

にあわせた白ワインをご紹介します。

🥬春野菜で少し苦味のある野菜には同じく苦味のある辛口ワインがピッタリです。

１本目は🐑羊のラベルが特徴の『メリナス』。

ユーロリーフが記された有機農法認定（オーガニックワイン）で、

🍇ぶどう品種はグリーンな香りで知られている「ヴェルデホ」です。

このワインはスティルワインですが若干微細ガスの入っているためより辛口に感じます。

香りはスペインで最も有名な🍊ネーブルオレンジの皮やエニシダの花のような香り。

口に含むと広がる果実味がありながらも余韻に少しの苦味のタッチがあります。

２本目は『クラフナ』（ジョージア）です。

以前案内したジョージアのワイン（ストリ　ルカツィテリとマカシヴィリムツヴァネ）

はクヴェグリ（素焼きの亀）で醸造させてつくるオレンジワインでした。

今回のワインはクリーンなステンレスタンクで醸造させた現代的な白ワインになります。

うっすらピンクがかった色合いで、🍑白桃やヨモギの葉のような香り。

口に含むとボディがあって膨らむ果実味。はっきりと分かる明確な苦味が、

春野菜の味わいを引き立ててくれます。

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